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玄関は、住む人だけでなく、お客様が出入りする場所でもあります。
家相上、玄関が「どこに位置し」「どこを向いて」「どんな顔か」が大切な事とされています。
そして、玄関は住む人が社会に発する顔であり、家の「格」を司る重要なものなのです。 |
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家相古書では、玄関は居所の序門なり、賓客出入りの門閣なり。艮（うしとら）および坤
（ひつじさる）、此の二方は陰気を主る所であり、衰微を招く爵祿増進の徳を失う。
業体発達し難きなどの難相であると云っています。
これは、北東・南西の鬼門であるこの二つの方位は、陰気なためここに玄関を構えると、
徐々に衰退していく。出世や人から受ける徳も失う、事業などを発展させることができな
い大変難しい運気になる。という意味です。
そこで、玄関を構える方位ですが北東と南西の両鬼門は避けてください。東南方位の巽
（たつみ）は、「威厳備わり家名遠所達す、子孫長久す」と云われ、大吉相です。また、東
・南・北西方位も吉相になります。北・西方位はできるだけ避けてください。 |
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北海道の厳しい地域においての北方位の玄関は、冬の時期の冷たい風や雪の対策を考
えなければいけません。これらに対応するためには、風向きなどを確認し風除室を設ける
などされる
といいと思います。そして冬期間は寒いので密閉しがちになりますから、夏ほ
どではありませんが、これまた臭いや湿気がこもる環境を生みだしますので、開閉窓を設
け自然な風による換気が出来るようにされてください。そして暗さに対する工夫も忘れない
ことです。 |
