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| 家相上では、長男や次男、長女や次女などによって部屋割りがありこれを「家族定位」と言 われ家の中での父や母、長男や次女に適した居場所があるのだと言い伝えられています。 例えば、長男には東方位の部屋を与えるとしっかりする、決断力ができる、リーダー的な子 に成長する。 長女には、東南方位の部屋を与えると協調性がでる、仲間から信頼される子に成長する、 と伝えられて来ました。 それが「家族定位」において、長男は東方位の部屋、長女は東南方位の部屋にすると吉相 として今日、統計として伝えられているのです。 昔は、一家の跡継ぎとして長男・長女にはしっかりしてもらわないとの思いが現代より深かっ たのと、特に商売人の家庭では、商売の後継者として後を継いでもらうためには、従業員を まとめるなどの才覚を早くから求めたことにあったのではないでしょうか。 そこで、子供部屋の間取りは、子供の年齢による活動内容や各方位に部屋を設けた場合の 「イメージ」を思い浮かべて下さい。 |
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| 例えば、東方位の部屋は、朝日を受け、明るい、さわやかな部屋のイメージが出来ますね。 東の陽は、殺菌効果と成長活力を生んでくれます。 ここでお子さんが遊んだり勉強したら快適だろうな〜って想像できます。なんとなくお子さん が自然に元気に明るく活発になってしっかり育ってくれるような感じがしませんか？ ですから、小さいお子さんには東や東南方位の部屋が「いいな〜」ってなります。きっとそう なればイジメ問題や登校拒否などの問題からは遠ざかりそうな気がしますよね。 では、北方位の部屋はどうでしょう。「寒い・冬期間特に寒い・暖房が必要・陽が入らない・ 暗い・夕方の早い時間帯から照明が必要になる」しかし、「なにかしーんとして、静かそうで、 落ち着けそう」などのイメージですね。この北方位の部屋のイメージから、明るく活発で能動 的になれる映像が浮かびますか？きっと浮かばないでしょう。 この方位の部屋の最大の利点は、中学生の受験などを控えたお子さんが落ち着いて勉強す るには最も集中できることです。それと北西方位の部屋です。 そして、西方位の部屋はどうでしょう。 「夕方の強い西日・暑い・夏場は特にむっとした暑さ・西日に 長時間あたっていると体がだる く・疲れる」などがイメージできると思います。 お母さんがこの部屋を与えられて快適な空間になるのか？勉強に集中できるのか？ きっとお子さんも勉強に集中できるとは思えませんよね？ ですから、この西方位では学校からの帰宅が早い低学年のお子さんには、不向きな部屋に なると言えるのです。 こうして、ご両親が子供の立場になってその方位の部屋で遊んだり、友達と過ごしたり、勉強 したり、本を読んだり、睡眠した場合をイメージして下されば、必然的にどこの方位の部屋が いいかが考えられると思うのです。 そして、寒い部屋は暖かく、暑い部屋は涼しくするための工夫が必要になりますし、窓やドア からの自然の風通しを考えないとなりません。また、お子様の年齢を優先するようにされると 良いですね。お兄ちゃんやお姉ちゃんが進学のために、家を出ることも予想されますから、 その後、下のお子様の年齢を考えて兄、姉の部屋を使わせるなども間取りを作る上で事前に 計画イメージされて下されば良いと思います。 家相上、注意して頂きたいことは、子供部屋での北西方位は避けて欲しいと言うこと。 北西方位の意味合いは「主人」ですので、間違って使用すると子供が主人に成り代わる、威 張る、言うことを聞かなくなる、反抗し始めるなどの弊害を生みやすいのです。 また、南の部屋を使用させる場合、小さいときは積極的で活発化し友達とも積極的に遊び、 明るく育ちますが、ある程度の年齢になると、外出を好み家に落ち着きません。 勉学が必要な年齢時には、不向きな部屋となります。 ご自分が何年生か、何歳だとその部屋でいかに快適に過ごせるかを子供に替わり、しっか り考えて間取りを計画されて頂きたいですね。 |
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