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地鎮祭式次第
地鎮祭
地鎮祭とは、「じちんさい」「とこしずめのまつり」と言われます。
建築するその土地の神様をお招きし、「この地に家を建てます」
というご奉告をし、工事期間中の安全を含め無事完成を祈願
します。玉串拝礼や土地を祓い清めた後に、建て主による鍬
(くわ)入れ、施工業者による 鋤(すき)入れを行い、地(とこ)
を鎮めるご祭事になります。

○「お米」と「お塩」を中皿に準備。
○「お水」をコップに一合ほど準備。
○「お酒」は、一升準備し、一升瓶のまま供えます。
○「餅」は、白や紅白で一升の重ね餅を準備。
○「尾頭付きのものを準備。(一般的には、鯛)。
○「海の幸」昆布・するめ・海苔・わかめ・ひじきなどで乾燥されているもの。
○「山の幸」大根・人参・白菜・茄子胡瓜などの「根物」・「葉物」の季節の物を数種類。
○「実の物」リンゴ・桃・梨などの季節の物を用意。
○「菓子」  少々
地鎮祭に執り行う一連の式次第

修祓(しゅばつ)の儀
祭に先立ち、参列者やお供え物を祓い清める儀式です。

降神(こうしん)の儀
神様をお招きする儀。祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式です。
神職が 「オ〜」と声を発して降臨を告げる。 

献餞(けんせん)
   神に祭壇のお供え物を召し上がって頂けるようにします。お酒とお水の蓋を取ります。

祝詞奏上(のりとしょうじょう)の儀
   その土地に建物を建てる事を神に告げ、以降の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上します。

四方祓(しほうはらい)の儀
   土地の敷地四隅を切麻でお祓いし、清めます。

地鎮(じちん)の儀 ・
   盛砂の草を鎌で刈ります。(設計業者の方がお越しの時)
   建て主様は、鍬(くわ)入れ。施工業者は、鋤(すき)入れを行います。

玉串拝礼(たまくしはいれい) の儀
   神前に玉串を奉り、拝礼します。玉串とは榊に紙垂を付けたもの。

鎮物埋納(しずめものまいのう)
   神職が鎮物を仮に納める所作を行います。

撤餞(てっせん)の儀 
   お酒とお水の蓋を閉じお供え物をお下げします。

昇神(しょうしん)の儀
   神様をお送りする儀。神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式です。
   神職が 「オ〜」と声を発してお送りします。 

直会(なおらい)
神様にお供えをした御神酒を頂き、神様のご加護を頂きます。

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